【依田ベタ惚れどころか…ご予約の皆さまもベタ惚れっぽい】
『トラベリンググラス』ご予約特価
2,500円
ご予約40個を越えました
、ありがとうございます
まだもう少し大丈夫ですから、ぜひこの機会に
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おきなわで、ワインを楽しむ、みなさまへ
【le cinq février (samedi)】
2/5 (土曜日)
おはようございます
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【Vol.33】
~初級編~
【question】
ブルゴーニュの特級畑の所有者が、特級畑に隣接したブドウ畑を買いました。
この買い足した部分は特級になるでしょうか?
(1) なる
(2) ならない
(3) なるかも
(4) ならなくても
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【réponse】
(2) ならない
フランスの格付けは、地方によって全く違います。
ブドウ作りには1000年以上の実績がありますが、それを規定するワイン法は100年ちょっとの歴史しかなく、各地方の昔からの慣例に従うしかありません。
ブルゴーニュの場合、特級、1級は土地を対象に格付けしたものなので、生産者が特級畑の隣に土地を買い足しても特級畑にはなりません。
一方、ブルゴーニュのライバルである「お金持ち」ボルドーでは、生産者(シャトー)が格付けの対称なので、たとえば、ラトゥールが畑を買い増すと、そこも1級格付けとなります。
シャンパーニュでは、村全部が格付けの対象なので、特級格付けの村で作ったブドウは、場所や生産者、真面目に作ったかどうかに関係なく特級になります。
アルザスは、特級に申請しないと特級になりません。
特級の申請手続きがかなり面倒なのと、わざわざ特級に認定されなくても十分有名な生産者は特級認定を取る意味が無いので、格付けを無視することも多いです。
かつて、フランスの混乱をコントロールしていないと新聞記者に批判されたド・ゴール大統領が開き直って言いました。
「265種類ものチーズのある国を、どうすれば治められるんだね?」
ワインの種類は、チーズよりはるかに多いので、統一が取れていないのも仕方ないかもですね。
限りなく特級に近い1級畑は…
「ロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・サン・ジョルジュ 2008」
店頭税込 ¥9,500
もし特級に昇格したらば、価格もググッと上がるでしょう
…というか飲みたい
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~ワインで覚えるフランス語~
climat ブルゴーニュの一級畑および特級畑
(クリマ)
lapin うさぎ
(ラパン)
liévre 野うさぎ
(リエーヴる)
今晩は「ラパンとワインのマリアージュ勉強会」です。
しっかり勉強してきましょう
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おきなわで、ワインを楽しむ、みなさまへ、
今日も、ワインな楽しい一日をお過ごしください
ではでは
ソムリエ よだ