【12/29】チリモツモレバ…目指せ!!おきなわんワインラヴァー♪


元旦初売りは3,000円&5,000円の福袋からアップ
ラトゥール1本入りま~すヒミツ

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おきなわで、ワインを楽しむ、みなさまへピース

【le vingt-neuf décembre (mercredi)】
12/29 (水曜日)
おはようございます
晴れ

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【Vol.20】
~初級編~

【question】
ワイン用のブドウと生食用のブドウには大きな違いがあります。次の中で赤ワイン用のブドウとして適していないものはどれでしょう?

(1) 皮が厚い

(2) 実のつき方がパラパラとまばらで、房の風通しがいい

(3) 粒が大きい

(4) 甘味が強い

(5) 美味しい

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砂時計


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【réponse】
(3) 粒が大きい

世界中のブドウは、ほとんどがワイン用であり、ワインを造るより生食のほうが圧倒的に多い日本(ワインにするのは10%程度)は、非常に特殊な例で、世界唯一の国かもしれません。
果物屋さんに並ぶ高級ブドウは、粒が大きくて、実が隙間なくみっしりと詰まっていて、表皮に白い粉がキレイに吹いていて、桐箱に入っている…そんな見た目に美しいブドウがワインにも最適と思ってしまいますが、実際は正反対です。
赤ワインの場合、甘味だけでなく、タンニンもしっかりのっていないと高級ワインはできません。
タンニンは皮に含まれます。
粒が大きくなると、実の体積あたりの表面積が小さくなり、果実に比べて果皮の割合が小さくなるため、皮から出る渋みが相対的に少なくなります。

また、粒がパラパラで風通しがいいと、ブドウが病気にならないし、日光をたくさん浴びて充分に成熟します。
糖分はアルコールのもとなので、糖度が高いほうがいいです(日本のブドウは、どうしても糖分が不足がちになります)。
ワイン生産者の中には、実がみっしりついたブドウには見向きもせず、実のまばらな貧相な房を見ると、テンションMAXになる人もいるそうです(笑)

完熟ブドウの旨味満載ハイコスパ・ワインが待ちに待った再入荷ですヒミツ
赤丸「エステザルグ ガール キュヴェ・デ・ガレ 2009」
店頭価格 1,280円

南フランスの太陽たっぷり浴びたグルナッシュ種主体のジューシー赤ワインですGOOD

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~ワインで覚えるフランス語~

biologique   有機栽培の
(ビオロジック)

viticulture   ブドウ栽培
(ヴィティキュルトゥール)

bio(=biodynamie)   ビオディナミ
(ビオディナミ)

ビオ(bio)は、英語で読むとバイオで、biologique(有機的な)という形容詞の略ととるのが普通ですが、ワインにおいては単なる有機栽培という意味ではありません。
ビオディナミ(biodynamie)という非常に急進的な有機農法で栽培されたブドウによるワインを指します。
月の満ち欠けもブドウの生育やワインの味に関係があるといい、特殊な肥料(牛の角の粉やハーブティー)を用いた神秘的な完全無農薬栽培を行います。
その起源はオーストリアの思想家ルドルフ・シュタイナーが作物一般に対して考案した農法にあります。
いくつかの教会があり、認証されると、ラベルにその団体名を表示できるしくみになっています。

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おきなわで、ワインを楽しむ、みなさまへ、
今日も、ワインな楽しい一日をお過ごしくださいバイバイ晴れ

ではではGOOD

ソムリエ よだ



 
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