おきなわで、ワインを楽しむ、みなさまへ
【le vingt-trois décembre (jeudi)】
12/23 (木曜日)
おはようございます
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【Vol.17】
~入門編~
【question】
白ワインは、どうやって造るでしょう?
(1) 潰した果実を発酵させて、あとで果皮や種を取り除く
(2) 果実を潰してジュースを搾り、それを発酵させる
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【réponse】
(2) 果実を潰してジュースを搾り、それを発酵させる
白ワインは、ブドウを潰しジュースを搾り、種や果皮のないジュースを発酵させて造ります。
だから、種や果皮の渋みや苦味がワインに出ません。
(1)は赤ワインの造り方で、最初にブドウを潰して発酵させ、その後で果皮や種を取り除きます。
このとき、果皮を早めに引き上げると、色の薄い(色が鮮やかな)ロゼワインになります。
では、黒ブドウを使って、(2)の白ワイン方式でワインを造るとどうなるか?
果皮からの色がうっすらとついたワインになる。
この特殊な造り方をしたものの中で、「灰色ワイン」とか「ブラッシュワイン」と呼ばれるものもあります。
また、黒ブドウをそーっと搾って造った白ワインが、いわゆる「ブラン・ド・ノワール(フランス語で"黒の白"の意味)」で、ワインラヴァー憧れのシャンパンなどに多いです。
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~ワインで覚えるフランス語~
peau 皮
(ポー)
pépin 種
(ペパン)
moût 果汁
(ムゥ)
blanc de noirs (ブラン ドゥ ノワール)
直訳:黒の白(黒ブドウだけから造られたシャンパン)
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おきなわで、ワインを楽しむ、みなさまへ、
今日も、ワインな楽しい一日をお過ごしください
ではでは
ソムリエ よだ