フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~

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第1日 ~ワインの聖地・フランス初上陸~
 http://cotedor.ti-da.net/e5053834.html

第2日 ~女性のシャンパーニュ~
 http://cotedor.ti-da.net/e5054190.html


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3日目の朝、少し早起きをし
早朝のシャンパーニュ・アヴェニューを再び闊歩。

モエ・エ・シャンドン、ペリエ・ジュエ
ポル・ロジェ、ボワゼル、等々
世界に名をとどろかすグランメゾンが立ち並ぶ様は
感激です。

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~



日中との寒暖差は大きく
ややひんやりとした爽やかな風に当たり目を覚まし

本日より、一路ブルゴーニュへ。

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~



本日より3日間はブルゴーニュの大手メゾン
ジョゼフ・ドルーアンへ伺います。

http://www.mikuniwine.co.jp/
winerynews/2012/05/64.html


ジョゼフ・ドルーアン
1880年ボーヌに創設後、131年物間家族経営に拘り
創業当時から受け継がれるテロワールへの信念を
頑なに守り続けています。

また有機栽培(ビオデナミ)の先駆者として
11年以上の歳月をかけ
2008年に、自社畑をすべてビオデナミへ転換しました。



ブルゴーニュの北限
シャブリの地でビオデナミにて創られているのが
ドルーアン・ヴォードンです。
http://www.mikuniwine.co.jp/
winerynews/2012/05/88.html




ジョゼフ・ドルーアン
シャブリ地区に畑を取得したのが1969年
シャブリ発売40周年を迎えた2010年に
ドルーアン・ヴォードンは設立されました。

ドルーアン・ヴォードンは「エレガント」、「アロマティック」
「有機栽培」をモットーとし、全ての畑でビオデナミを採用しています。



そんなドルーアン・ヴォードンの特急畑
レ・クロを眼下に待ち合わせをしたのが
2メートル超えの大男
ジョゼフ・ドルーアンの取締役輸出部長
クリストフ・トーマス氏です。
(クリストフ氏、以前はプロのバスケットボール選手だったそうです)

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~



クリストフ氏は輸出部長を務められており
世界中を旅まわっている方です。

日本にも何度も来られた事があり
大変な親日家でもあります。

実は今年の当初、セミナーで沖縄にも来られており
その際に一番前の席で、熱心に話を聞いていたのが私でした。

そんな私の事も覚えてた下さり、感激でした。



彼によると、シャブリのここ数年の傾向として
シャブリ地区で瓶詰めされたものしか
シャブリと認めない傾向にあるそうです。


そこで
ジョゼフ・ドルーアン
(ドルーアン・ヴォードン)
では
既に新たな土地を購入し
今後シャブリを注力的に生産していく予定との事です。
(実際、どの区画・畑を購入したかと言う事は、企業秘密で・・・)



シャブリの広大さに感激し、昼食に向かいます。

シャブリの街並みは、路地が入り組んでおり
フランスの良き田舎の風情です。
(ちなみに写真は、ヴァンサン・ドーヴィサ)

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~




お店はシャブリのカジュアルレストラン
「La Syracuse」です。

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~

なんと近所には、シャブリだけを取り扱う
シャブリ専門のワインショップがありました!!

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~



レストランに戻ります。

「グラスワイン白&赤」ではなく
「グラス・シャブリ&グラス・ピノ」なんて記載する
何ともニクいお店です。

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そこで私は、ある食の虜になります。

ブルゴーニュ地方の伝統的アミューズ(おつまみ)
グジェールです。

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チーズ風味の生地を焼き上げた風味は非常に香り良く
軽く、美味で、

ついつい食べ過ぎてしまい・・・、

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~



お店を出る頃には「ムッシュ・グジェール」と呼ばれておりました(笑)



そんなお腹一杯のムッシュ・グジェールと、大男ご一行は
午後より、ドルーアン・ヴォードンの旧家へ向かいます。

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~

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良く言う、「キンメリジャン」の石も見る事が出来た
大変貴重な機会となりました。

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本日の研修はここで終わり、宿泊先であるボーヌのホテル
「Hotel Athanor」へ向かいます。

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ボーヌと言えば、「Hospices de Beaune」です。
折角の機会ですので、潜入して参りました。

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また、ボーヌの街並みは円形であり、夕方早い時間より(笑)
ブラッスリーで沢山の方が、ワイン談議に更けています。

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夕食はボーヌのレストラン
「Le Caveau des Arches」に伺います。

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その名の通り、昔々は川が通っていた場所を
改装した店舗です。

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天井が半円形になっており
そこが以前は橋だった事を物語ります。



今晩はクリストフ氏を囲んだ、ディナーです。

もちろん、前菜にはグジェールが出てきます(笑)
(こちらのお店の物は、中が詰まってしっとりしていて
味も少し濃い目です。
個人的な好みとしましては
シャブリの軽い感じの方が好きでした。)

フランス研修記 第3日 ~大男と、ムッシュ・グジェール~

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ここで、こぼれ話をお一つ。

ブルゴーニュワインは
現地の人は基本的にでデキャンタージュしないそうです。

それは赤のピノ・ノワールは特に、繊細で香りが飛びやすい為
デキャンタージュするリスクが大きすぎるとの理由からだそうです。



またデキャンタージュには、澱引きの効果もありますが
そんなに澱を毛嫌いする必要は無く
むしろ澱ギリギリまで入れる方がサービスとの事。

日本人は体裁に囚われすぎていると・・・
クリストフ氏に熱く語って頂きました。



非常に目から鱗的なお話でしたが
お国柄もあるしな・・・、でも本場がそう言ってるしな・・・
等と様々な思いを巡らせながら

ディジェスティフ(食後酒)にDRCのマールを堪能しながら
第3日は終わります。

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つづく



加藤僕ボクサー



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